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“オフサイド取り消しゴール”が決勝点…C大阪が苦手・金沢を振り切り3位浮上

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[8.21 J2第30節 金沢 1-3 C大阪 石川西部]

 4位セレッソ大阪が敵地で21位ツエーゲン金沢を3-1で下し、3位に浮上した。敗れた金沢は、他会場で勝利した北九州に抜かれ、最下位転落となった。

 両チームのリーグ戦通算対戦成績は金沢が2勝1分と無敗を誇っていたが、先制したのはアウェーのC大阪だった。前半24分、DF松田陸が右サイドの最深部から右足で折り返すと、PA内中央のFW杉本健勇は頭でうまく合わせられないが、クロスの軌道上にはMF丸橋祐介。フリーの丸橋はPA手前やや左から狙いを定めて左足でインパクトし、鋭いシュートをゴール右に突き刺した。

 C大阪が1-0でリードして前半を終えると、後半28分には再び右サイドの松田が好クロスを供給。途中出場のMF関口訓充がファーで反応し、ネットを揺らす。副審の旗が上がって一度はオフサイドと判定されたが、のちに主審がこれを取り消し、2-0。結果的にはこの1点が試合を決めた。

 追いかける金沢も後半アディショナルタイム3分にDF辻尾真二の右クロスからFW水永翔馬が豪快ヘッド。途中出場コンビで1点を返したが、その2分後にGK原田欽庸のロングボールへの対応ミスから杉本に決められ、C大阪が3-1で勝利した。

●[J2]第30節 スコア速報

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