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グリエーズマンが長袖&7番にこだわる理由

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 アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏が少年時代のアイドルだったと語っている。英『ガーディアン』が伝えた。

 2014年7月にアトレティコに移籍したグリエーズマン。1年目から背番号7をつけると、リーガ・エスパニョーラで22得点を記録し、レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマが2011-12シーズンに挙げたフランス人のリーガ最多得点記録である21得点をいきなり塗り替えた。

 2年目の2015-16シーズンには、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でバルセロナバイエルンといったビッグクラブ相手にゴールを奪い、チームの決勝進出に大きく貢献。フランス代表でも7番を背負うグリエーズマンは、今夏のEURO2016では歴代2位の大会6ゴールを挙げ、MVPと得点王の個人2冠を獲得した。

 背番号7のイメージとともに、暑い中でも長袖のユニフォームを着こなす姿が印象的なグリエーズマンだが、それはベッカム氏の存在が大きく影響しているという。『ガーディアン』によると、グリエーズマンは「私は子供の頃からベッカムがとても好きだった。長袖のユニフォームを着用し、7番を背負う理由はそれだよ」と明かしている。

 ベッカム氏を崇拝するグリエーズマンは、2015-16シーズンのUEFA欧州最優秀選手賞の最終候補者3名にもノミネート。2011年からバロンドールに代わる賞として作られた同賞だが、ベッカム氏はマンチェスター・ユナイテッド時代の1999年に一度ノミネートされたのみ。昨季CL、EURO2016ともに決勝で涙をのんでいるグリエーズマンは、最終投票が行われる8月25日に、“ベッカム超え”を果たせるだろうか。

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