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新戦力バチュアイが2ゴールも…チェルシーは3部相手にホームでヒヤヒヤ勝利

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[8.23 EFL杯2回戦 チェルシー3-2ブリストル]

 イングランドフットボールリーグ杯(国内杯)は23日、2回戦を行った。チェルシーはホームでブリストル・ローバーズ(3部相当)と対戦し、3-2で辛勝した。

 プレミアリーグ開幕2連勝中のチェルシーは、格下相手のカップ戦で多くのメンバーを変更。下部組織出身のDFオラ・アイナがトップチームデビューを飾り、GKアスミール・ベゴビッチやMFセスク・ファブレガス、FWビクター・モーゼス、FWミシー・バチュアイが先発入り。FWジエゴ・コスタやMFエデン・アザールらはベンチスタートとなった。

 チェルシーは、立ち上がりから一方的に相手を押し込みながらも、なかなかゴールネットを揺らすことができずにいたが、前半29分に試合を動かした。PA左で仕掛けたMFネマニャ・マティッチが中央に折り返したボールをマチュアイが左足で豪快に蹴り込み、先制点。さらに同31分、PA左からFWペドロ・ロドリゲスがクロスを送ると、ファーサイドのDFセサル・アスピリクエタがスライディングで中央に折り返す。これをゴール前のモーゼスが右足で合わせ、一気にリードを広げた。

 前半35分にはFKから1点を返されたチェルシーは同41分、PA右で仕掛けたMFルベン・ロフタス・チークの折り返しをニアに走り込んだバチュアイがスライディングシュートで押し込み、前半を3-1で終えた。

 後半もチェルシーがリードを広げるかと思われたが、後半3分にペドロがPKを与えてしまい、3-2と再び1点差に詰め寄られる。その後も、守備面でやや緩さの目立つチェルシー。終盤に向けてアザールやDFジョン・テリー、MFオスカルを投入も追加点は奪えなかったが、相手の反撃を凌ぎ切って3-2で勝利。3部相手に2失点を喫し、ボール支配率でも英『ESPN』によると、54%にとどまるなどヒヤヒヤの2回戦突破となった。


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