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来季ACLの出場枠は2+2?リーグ2位はプレーオフから出場も

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 27日に開幕する第96回天皇杯全日本サッカー選手権の開幕記者会見が24日、都内のJFAハウスで行われ、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、天皇杯優勝チームが来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場することをあらためて明言した。

 ACLの出場枠は現在、3+1。今季は昨季J1優勝の広島、天皇杯優勝でリーグ2位のG大阪、リーグ3位の浦和がグループリーグから出場し、リーグ4位のFC東京はプレーオフを勝ち上がって本大会出場を決めた。しかし、広島とG大阪はグループリーグ敗退、浦和とFC東京もベスト16で姿を消すなど、Jリーグ勢は近年、好成績を残せていない。

 来季のACL出場枠は各国の成績をもとに11月のAFC理事会で決定する見込みだが、田嶋会長は「現在は3+1になっているが、もしかしたら2+2になる可能性もある」と言及。2チームはグループリーグにストレートインで出場できるが、2チームはプレーオフあるいは予選2回戦に回る可能性があるようだ。

 その場合、ストレートインの2チームはJ1優勝チームと天皇杯優勝チーム。田嶋会長は「(優先順位の)1番目がJリーグチャンピオン、2番目が天皇杯のチャンピオン。この2チームがACLに行くことは決まっている。天皇杯は今年で96回を迎える大会。その歴史や価値を我々は評価している」と説明。ACLの出場枠が2+2に減った場合、リーグ2位のチームは天皇杯で優勝しない限り、プレーオフから出場することになる。

(取材・文 西山紘平)

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