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クロップの起用法に疑問抱えるスターリッジ「僕が一番楽しめるのは…」

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 リバプールに所属するFWダニエル・スターリッジは現在の起用法に不満を抱いているようだ。「チームのために」というスタンスを崩さないながらも、「幸せではない」と語る同選手のコメントを英『ミラー』が伝えている。

 リバプールでユルゲン・クロップ監督は、中央にMFロベルト・フィルミーノを置き、スターリッジはワイドで起用されている。スターリッジは「チームのために自分の仕事をこなさなければならない」と前置きしながらも、「ただ、僕が今のポジションで幸せかというと違う」と明かした。

「自分のやりたいことかといえば違うけどね。チームのためにやるべきことをやらなければならないということ。サッカーはチームスポーツだ。特定のポジションに置かれたら、そこでプレーしなければならない」

 「チームのためにプレーすることは変わらない」と幾度も強調したFWだったが、ポジション変更によって、プレーが変わることの難しさを改めて説明する。

「自分がプレーしなれていないポジションに置かれたら、プレー自体も変わってくる。置かれたポジションによって、プレースタイルは変わる。まったく違うんだ。もし、ワイドでプレーすることになったら、真ん中にいたときと同じプレーをすることはできない」

「もちろん、自分にとってワイドでプレーすることのほうが難しい。僕はセンターフォワードだからね。現代の試合では、フレキシブルに対応する必要がある。とはいえ、僕のベストなポジションがどこか、みんなは知っているだろう」

 クロップ監督からポジション変更に伴う説明はなかったとも明かしたスターリッジ。

「僕は本能のままにプレーするタイプの選手だ。真ん中でわかりやすく動く。それがここ何年もやってきたこと。僕は真ん中だとオートパイロットのようにプレーするんだ」

「なぜそうなのかといえば、それに慣れているからね。だけどワイドでプレーするときは、真ん中とは違うところに気をつけなければならない。まったく別のプレーになってしまう」

「僕が一番楽しめるポジションがどこなのか、みんなもよく知っている。ただ、チームの為には自分のやるべきことをこなさないといけない」


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