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「ハメスが夜遊びしていようと関係ない」ジダンの起用法に不満のアスプリージャ氏

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 元コロンビア代表のファウスティーノ・アスプリージャ氏は、レアル・マドリーのMFハメス・ロドリゲス起用法に不満をあらわにしている。

 コロンビア代表として臨んだ2014年ブラジルW杯で輝きを放ち、大会終了後にレアル移籍を実現させたハメス。だがジネディーヌ・ジダン監督率いる現チームではMFカゼミーロ、MFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロースらの分厚い壁に阻まれて出場機会が限られている。

 アスプリージャ氏はジダン監督にハメスの評価を見直すように求めている。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

「私がハメスなら、レアルに残留してポジションを争うよ。ただ、監督の考え次第だけれどね」

「ハメスが力を発揮できていないとしたら、それは監督が彼を戦力として扱っていないからだ。彼の出場時間は非常に少ない。彼が夜遊びしているとか、妻とデートに出掛けたとか、外食しているとか、そういうのは関係ない。そのようなピッチ外の問題を持ち出しても、誰の得にもならない」

 ハメスは移籍1年目、カルロ・アンチェロッティバイエルン監督の信頼を勝ち取り、リーガ・エスパニョーラ29試合に出場して13得点を挙げた。だがラファエル・ベニテス前監督、ジダン監督の下では真価を発揮できずにいる。

「ハメスは監督に『3試合から4試合連続で先発させてほしい』と言うべきだ。それで悪いプレーをしたら、彼をBチームに送るでも、移籍させるでも好きにしたらいいさ。レアル加入1年目にアンチェロッティの下で素晴らしいプレーを見せていたのは、偶然ではない。ジダンが監督になり、別人のようにひどいプレーをするわけないだろう」

「彼はW杯で得点王を取った選手。少しの忍耐、少しの敬意が必要だ。(カリム・)ベンゼマは6~7年レアルに所属しているね。彼も1年目や2年目はすごく悪かった。リヨンに帰されるようなプレーだったよ。でもレアルは我慢した。ハメスに不足しているのはジダンの信頼さ」

 レアルはハメス獲得に際してモナコに移籍金8000万ユーロを支払った。

「ハメスはコロンビアを象徴する選手だ。W杯で素晴らしい活躍をした。レアルはあれだけの移籍金を払ったのだから、それを尊重してハメスにもっとチャンスを与えるべきだよ。(ガレス・)ベイルの1年目はどうだった?トッテナム時代の力の半分さえ出せていなかったじゃないか」

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