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[MOM1861]興國MF石丸海(1年)_大逆転劇を締めくくったファインショット

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.26 関西U-16~Groeien(育てる)~2016第9節 興國高 4-3 東山高 伊勢ヴィレッジB]

 大逆転劇を締めくくったのはMF石丸海の右足だった。興國高は後半半ばまで0-3とリードされながらも、そこからの3得点で同点に追いつくと、40分に劇的な決勝点を奪う。右SB笹部雄介からのグラウンダーのパスをPAのやや外側で受けた石丸が「中入れて欲しかったんですけど自分に来ないと思っていた。でも、来たんで(3点差を追いついた)流れに乗って打って見ようかなと。いいところに当てられたと思います。当ててファーサイドに落とすことができたと思います」という右足ダイレクトの技ありシュートをゴール左隅へねじ込んだ。

 石丸は履正社高との第5節で後半26分に先制FKを決めて以来となる「関西U-16~Groeien(育てる)~2016」でのゴール。「大事なところで点取れているのでそういうツキはあるのかなと思います。いいところで点を決められて優勝に貢献できたので良かった」と全勝Vに貴重なゴールで貢献できたことを微笑んだ。

 興國の中盤の柱となる選手が背負ってきた4番を背負う。「チームに重宝されるユーティリティーな選手になっていきたい。(自分の特長は)ゲームをコントロールするところとセカンドボールの予測。(背番号4の)責任は感じているんですけどそこで負けていたらダメ。役割を一年間果たしていけるようにしたい」と力を込めた。

 興國で個を成長させて上のステージに立つ意気込みだ。そのための土台をつくって、将来世界で通用する選手になる。「個人戦術っていうのはどこに行っても必要になってくる。頭を良くする。それをまず興國で学んでいきたい」。興國の中盤の柱へ、「関西U-16~Groeien(育てる)~2016」で勝負強さを見せつけたMFがこれから飛躍を遂げる。


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関西U-16~Groeien(育てる)~2016特集ページ

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