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リバプール、リード守り抜けず…トッテナムと勝ち点1を分け合う

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[8.27 プレミアリーグ第3節 トッテナム1-1リバプール]

 プレミアリーグは27日、第3節を行った。ホワイト・ハート・レーンではトッテナムリバプールが対戦。前半43分にリバプールがMFジェームズ・ミルナーのPKで先制するも、トッテナムが後半27分にDFダニー・ローズのゴールで追いつき、1-1で引き分けに終わった。

 リバプールは前半5分に決定機。高い位置でボールを奪い、FWロベルト・フィルミーノのラストパスをMFコウチーニョが右足で合わせる。フリーであとは押し込むだけだったが、GKミシェル・フォルムに右足で止められ、絶好チャンスを逃した。同26分には、ペナルティーアークからマネが上げた浮き球パスをコウチーニョが胸トラップから右足ボレー。しかし、GKフォルムの正面をついた。

 トッテナムは前半6分にMFクリスティアン・エリクセンがFK、同13分にMFデレ・アリがシュートを放ち、果敢にゴールに迫る。しかし、同28分にアクシデント発生。DFカイル・ウォーカーが負傷し、FWフィンセント・ヤンセンとの交代を余儀なくされた。

 試合は前半43分に動いた。左サイドから仕掛けたフィルミーノをMFエリク・ラメラがPA内で倒してしまい、リバプールがPKを獲得。キッカーのミルナーが落ち着いてゴール左隅に流し込み、スコアを1-0とする。

 追加点を狙うリバプールは後半8分、ミルナーの右CKからDFジョエル・マティプがヘディングシュート。これはクロスバーに嫌われ、同11分にMFアダム・ララーナの折り返しからマネがゴールネットを揺らしが、ララナのオフサイドでリードを広げることはできなかった。

 すると、トッテナムが徐々に盛り返す。同17分、右サイドからMFエリック・ダイアーがグラウンダーのボールを送ると、ゴール前に走り込んだエリクセンが右足ダイレクトシュート。これはゴール上に外れてしまう。同19分には左CKからDFトビー・アルデルバイレルトがヘッドも、GKシモン・ミニョレのファインセーブに阻まれた。

 それでもトッテナムは後半27分、ダイアーが右サイドからクロスを送ると、味方が中央で競ったボールがファーサイドに流れ、ローズが左足シュート。GKミニョレの左を抜けてニアサイドに突き刺さり、トッテナムが1-1と試合を振り出しに戻した。

 リバプールは後半43分にユルゲン・クロップ監督の起用法に不満を持つFWダニエル・スターリッジを送り込んだが、決定機は生まれず1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果に戻った。


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