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本田の立場ますます厳しく…ミラン4失点大敗もライバルが1G1A

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[8.27 セリエA第2節 ナポリ4-2ミラン]

 セリエAは27日、第2節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でナポリと対戦し、2-4で敗れた。ベンチスタートの本田は2戦連続で出番はなかった。

 本田の立場がますます厳しくなっている。前半だけで18分と33分にFWアルカディウシュ・ミリクにゴールネットを揺らされて、2点の先行を許したミランだが、後半に入ると一気に反撃。6分にMFスソのパスを受けたFWエムベイェ・ニアンがエリア左の角度のないところから蹴り込み、1点を返すと、同10分にはこぼれ球を拾ったスソが、ミドルレンジから左足で強烈シュートを突き刺す。本田とポジションを争うライバルの1ゴール1アシストで同点に追いついた。

 しかしミランはここから粘れない。後半29分にFWホセ・カジェホンに勝ち越しゴールを許すと、直後にMFユライ・クツカが主審への暴言で退場処分を言い渡されてしまう。さらに同42分にはニアンが相手GKのリスタートを阻止したとして2枚目のイエローカードを受ける。9人となったミランになす術はなく、終了間際にカジェホンにダメ押しの4点目を押し込まれてしまった。

 開幕戦を白星で飾っていたミランだが、今季初黒星。開幕戦を引き分けていたナポリは初勝利を挙げた。
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