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昌子、初の最終予選に「一日でもこの雰囲気を経験したら…」

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 昨日の練習で左内転筋に違和感を感じた日本代表DF昌子源。「違和感があったので大事を取らせて頂きました」とUAE戦前日の練習では別メニュー調整をこなし、試合の出場は微妙な状況だが「自分自身は大丈夫かなと思います。しっかり相手のことは頭に入っているし、準備をするだけ」と語った。

 コンスタントに日本代表に招集されているものの、最終予選は昌子にとって初の舞台。UAE戦では試合出場が叶わないかもしれないものの、最終予選に挑むチームにいることが自身にとってプラスになると胸を張る。

「親善試合のときとは空気が違います。ミーティングも親善試合より、(バヒド・ハリルホジッチ)監督も気合が入っていると思う。常に真剣モードの監督ですが、それを越えた真剣モードだと感じる」

 それは指揮官だけでなく、最終予選を経験している選手からも感じるようだ。「食事のときにも『こうしよう』『ああしよう』という話も出ている。2次予選のときもそうでしたが、ホテルでの雰囲気もいよいよという雰囲気になっている」。

 そして、この環境に身を置けることが、自身にとってプラスになると確信している。「試合に出る、出ないに関係なく、この場、この雰囲気に一緒にいられる自分がうれしい。一日だけでもこの雰囲気を経験したら、これからの方向性が違ってくると思う」と貴重な経験を積めていると話した。

(取材・文 折戸岳彦)
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