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J3盛岡激震!取締役による2400万円の私的流用が発覚「信頼を大きく損なう事態」

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 グルージャ盛岡は2日、代表取締役副社長を務めていた平川智也氏による約2400万円の私的流用が判明したと発表した。私的流用は判明しただけでも今年3月から8月までの間に行われており、同氏は8月25日に行われた取締役会で辞任している。

 クラブによると、「当期の業績が悪化する中、取締役陣から貸付を得るなどしていましたが、一向に資金繰り状況が改善しなかったため、財務内容を精査したところ」で事件が発覚したという。

 8月25日に行った取締役会では、同氏による経緯の説明があったという。その上で全額弁償を約束し、取締役の辞任を表明したことで、同取締役会も受理した。今後は第三者を交えた調査委員会を立ち上げ、全容解明に努める。

 クラブは「ファン・サポーターをはじめ、関係者の皆様の信頼を大きく損なう事態となりましたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪。「脆弱な組織体制が理由であった」とする組織体制を刷新し、再発防止を誓っている。

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