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スコールズ、ウィルシャーのボーンマス移籍に驚く「あまりにも低い目標設定に心配だ」

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 マンチェスター・ユナイテッドOBで元イングランド代表のポール・スコールズ氏が、同国代表の後輩であるMFジャック・ウィルシャー(24)の移籍に驚きを隠しきれないようだ。英『スカイ・スポーツ』が報じた。

 2008年にアーセナルのトップチームに昇格したウィルシャーは、10年1月にボルトンに半年間レンタル移籍したが、復帰した10-11シーズンにプレミアリーグ初得点を記録するなど、PFA年間最優秀若手選手賞を受賞した。イングランド代表としても活躍が期待されたが、度重なる怪我により、十分な出場機会を得られてないでいた。そして、今夏ローマミランの関心が報じられる中、ボーンマスにレンタル移籍することを決断した。

 スコールズ氏は、「もし、彼と事前に会っていたら、ローマの様なビッグクラブに行くべきだと伝えていただろう。海外へ行って武者修行すべきだったと思う。そうすれば、彼も成長できたと思うし、イングランド代表にとってもプラスになったはずだ」と、ボーンマス移籍の選択に疑問を投げかけた。

「彼はボーンマス行きを選んだが、すべての試合でプレーできる保証はない。もちろん、彼がトッププレーヤーであることに疑問の余地はない。彼はイングランドのトップ3かトップ4以内を定位置とするクラブでプレーすべきだし、彼もそこを目指さなければならない。彼があまりにも低い目標を設定したことが少し心配だよ」

 スコールズ氏は、同国代表の後輩を心配しているが、ウィルシャーはこの意見を覆す活躍をボーンマスでみせ、再びアーセナルや代表で輝きを放つことができるだろうか。ボーンマスは、国際Aマッチウィーク明けの10日にホームでWBAと対戦する。

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