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[MOM1872]西武台FW関口崇太(1年)_リーグ戦不発も入れ替え戦で3発!残留導いた俊足FW

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.4 2016 Rookie League入れ替え戦 西武台高 3-0 清水桜ヶ丘高 時之栖うさぎ島G]

西武台高は鎖骨の負傷もあってRookie Leagueで無得点だったFW関口崇太が大一番で3得点の大暴れ。西武台を上位リーグであるA Group残留へ導いた。

「高校入ってこういう勝負の懸かった試合は初めてだった。FWなんで勝負決める仕事をしたかった」という関口は前半18分にFW浦上颯太のパスでぬけ出すとそのまま先制ゴール。40分にもMF大塚悠平が左サイドから出した絶妙パスでGKと1対1になると、そのままGKの脇を射抜く右足シュートで2点目を決める。

 そして後半10分には再び大塚とのコンビネーションでゴール。大塚が距離の長い、スピンをかけたスルーパスをDFラインの背後へ通すと、こちらも絶妙なタイミングの動き出しで反応していた関口がGKとの1対1から右足で3点目となるシュートをゴールへ流し込んだ。

「先ず味方が顔を上げた瞬間、出しやすくなった時に動き出すこと。あとCBの視野から消えることを意識しています」という関口。動き出しの質も非常に高いものを披露していたが、鋭いドリブルで相手DFにプレッシャーをかけるなど前線で相手の脅威になり続けていた。

「(チームとして)あんまり結果良くなくて、最終戦まで行ってしまったんですけど勝負の懸かった試合で決められて良かった」という関口は今後へ向けて「どんな形でも点を決められるFWになっていきたいです」と宣言。入れ替え戦でインパクトを残し、自信をつけた俊足FWが得点力を磨いて、次はAチームのメンバー入りへアピールする。

[写真]後半10分、西武台FW関口が3点目のゴール

(取材・文 吉田太郎)
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