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浅野がドイツデビュー! トップ下で途中出場も見せ場なし

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[9.9 ブンデスリーガ2部第4節 シュツットガルト1-2ハイデンハイム]

 ブンデスリーガ2部は9日、第4節を行い、FW浅野拓磨とMF細貝萌の所属するシュツットガルトはホームでハイデンハイムと対戦し、1-2で敗れた。1年間の期限付き移籍で加入した浅野は初めてベンチ入りし、1-2の後半36分から途中出場。ドイツデビューを果たすも、得点に絡むことはできなかった。細貝は負傷のため2試合連続でベンチから外れている。

 今夏、サンフレッチェ広島からアーセナルに完全移籍したものの、英国での労働許可証を取得できず、8月26日にドイツ2部シュツットガルトへのレンタル移籍が決まった浅野。そのまま海外組として日本代表に合流すると、今月6日のW杯アジア最終予選・タイ戦では先発出場を果たし、1得点を挙げる活躍を見せた。そしてチームに戻った最初の試合でベンチ入り。海外デビューの瞬間を待った。

 試合は0-0で迎えた後半24分にハイデンハイムが先制。素早いリスタートから右サイドに開いたMFシュナツテラーがクロスを供給し、ファーのMFフェルフークが高い打点のヘディングシュートを決めた。それでもその3分後となる後半27分、今度はシュツットガルトがCKからMFマキシムのキックにファーサイドのDFシュニッチが頭で合わせ、すぐさま同点に追いついた。

 しかし、1-1の後半31分にハイデンハイムが勝ち越し弾を決める。カウンターから裏への縦パスに途中出場のMFスカルクが抜け出すと、左サイドをドリブルで駆け上がり、中央に切り込んでゴールネットを揺らした。

 浅野がピッチに立ったのは1点ビハインドの後半36分。MFエーズガンに代わってトップ下の位置に入った。背番号11の真新しいユニフォームを着た21歳がドイツデビューを飾ったが、終盤に勝ち越しゴールを決めた相手に守りを固められ、最後まで見せ場は訪れず。1部昇格を狙うチームはそのまま1-2で敗れ、ホーム初黒星となる2試合ぶり今季2敗目を喫した。

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