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リバプールが新アンフィールドで4発快勝! 岡崎出場のレスターは開幕4戦で2敗目

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[9.10 プレミアリーグ第4節 リバプール4-1レスター・シティ]

 プレミアリーグは10日、第4節を行った。日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは敵地でリバプールと対戦し、1-4で敗れた。3試合連続でスタメンの岡崎は前半のみのプレーに終わった。

 14日に初のチャンピオンズリーグ(欧州CL)の敵地クラブ・ブルージュ戦を控えているレスターは、今季初勝利を飾った前節スウォンジー戦(2-1)からメンバーを変えずにこの試合に臨んだ。一方のリバプールは、前節トッテナム戦(1-1)から2人を代え、MFルーカス・レイバとFWダニエル・スターリッジがスターティングメンバーに名を連ねた。

 拡張工事が完了した本拠地アンフィールドでの今季初戦は、ホームのリバプールが先手を取る。前半13分、左サイドでパスを受けたMFジェームズ・ミルナーがPA手前中央のFWロベルト・フィルミーノに素早くパスを入れる。フィルミーノは相手DFを華麗にかわして右足シュートをゴール左に流し込み、先制点。フィルミーノが記念すべき得点を挙げた。

 昨季のプレミア王者はなかなか攻撃の形を作れず、苦しい時間が続く。すると、前半31分にリバプールに追加点を決められてしまう。リバプールは中盤でのダイレクトパスで抜け出したスターリッジのヒールパスをFWサディオ・マネが右足でねじ込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドで、さらに前半34分にDFダニー・シンプソンがDFルイス・エルナンデスと負傷交代したレスターだが、同38分にラッキーな形で1点を返す。岡崎が最終ラインのルーカスにプレッシャーをかけると、中央へのパスミスを誘発。このパスがFWジェイミー・バーディに綺麗につながり、難なく右足で流し込み、1点差とした。

 これで息を吹き返したレスターは前半41分、L・エルナンデスのロングスローからDFロベルト・フートが頭で合わせるもクロスバーを直撃。その後もゴールに襲い掛かったが、前半のうちに同点とはならず。後半開始からは岡崎を下げて、FWアーメド・ムサを投入した。

 レスターの流れに傾きかけたが、リバプールが後半16分に追加点を挙げる。PA内でパスを受けたMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが相手DFをひきつけてラストパス。PA右からMFアダム・ララーナが右足ダイレクトで豪快にゴールネットに突き刺し、3-1と再び2点差とする。さらにユルゲン・クロップ監督は同31分にMFコウチーニョとMFケビン・スチュワートを入れ、追加点を狙いに行った。

 レスターは持ち味の縦に早い攻撃が鳴りを潜め、GKシモン・ミニョレを中心としたリバプールの守備崩すことができない。さらに後半44分にはフィルミーノにこの日2点目を許し、試合は1-4で終了。昨季、23勝12分3敗でプレミア制覇を果たしたレスターだが、今季4試合を終えて2敗目を喫した。

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