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香川欠場のドルトムントは昇格組に不覚…1部初挑戦のライプツィヒがブンデス初勝利

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[9.10 ブンデスリーガ第2節 ライプツィヒ1-0ドルトムント]

 ブンデスリーガは10日、第2節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でライプツィヒと対戦し、0-1で敗れた。香川は足首捻挫のためメンバー外。チームも昇格組に苦杯をなめ、今季初黒星を喫した。

 レッドブル社による買収からクラブ発足8シーズン目でブンデスリーガ1部昇格を果たしたライプツィヒが歴史的な1勝を挙げた。開幕戦はアウェーでホッフェンハイムと2-2ドロー。記念すべきホーム開幕戦で昨季2位のドルトムントを迎え撃つと、試合終了間際の劇的な決勝点でブンデスリーガ1部初勝利を飾った。

 ドルトムントはマインツとの開幕戦(2-1)から香川を含めて先発3人を変更。トップ下にはバイエルンから復帰したMFマリオ・ゲッツェが入り、DFウカシュ・ピシュチェク、MFユリアン・バイグルとともに今季初先発となった。

 前半30分には左サイドのスローインからボールをつなぎ、ゲッツェの横パスをMFアンドレ・シュールレが右足ミドルで狙うが、枠外。スコアレスで折り返した後半26分にはゲッツェとMFゴンサロ・カストロを下げ、MFウスマン・デンベレ、DFラファエル・ゲレイロを同時投入した。

 ところが終盤に入ると、ライプツィヒが攻勢を強める。それでも後半33分、FWティモ・ベルナーのシュートはGKロマン・ビュルキが弾き出し、同35分、CKに合わせたDFマルツェル・ハルステンベルクのヘディングシュートはゴールライン上でゲレイロがかろうじてクリアした。

 我慢が続くドルトムントは後半38分、ドリブルで切れ込んだシュールレが左足を振り抜くが、クロスバーをかすめてゴール上へ。千載一遇のチャンスを逃すと、試合終了間際に力尽きた。ライプツィヒは後半44分、右サイドを突破したMFオリバー・バークの折り返しにMFナビ・ケイタが合わせ、決勝点。開幕2戦目、ホーム初陣で大金星を挙げた。

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