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[MOM1876]尚志DF馬目裕也(1年)_快足CBがインターセプト連発、完封勝利貢献

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.17 NB CHAMPIONSHIP U-16予選リーグ第1節 尚志高 2-0 武南高 時之栖うさぎ島G]

 攻撃力高いチーム同士の攻防戦。その中で尚志高の勝因となったのは守備陣の健闘だ。梅津知巳コーチも快足CB馬目裕也のプレーについて「よく頑張ってくれた。体張ってシャットアウトしてくれた」と高評価していた。

 この日、尚志は前半途中に2CBのひとりを交代。守備ラインに隙ができてもおかしくない状況だったが、馬目は「不安にならないように、自分が行かないといけないと思った。自分がカバーできるように」とチームにできかけた不安をかき消すプレー。武南は高いキープ力を発揮していたFW新井英博にボールを集めてきていたが、50m走を6秒ジャストで走るという馬目は出足鋭い相手の起点にボールを入れさせず、インターセプトから攻撃に繋げていた。

「自分得意としているのはインターセプト。前半に1回逃したところがあったけれど、後半は結構相手の前で取ることができた」。特に初速の速さに自信を持っているCBはカバーリングの部分でも力を発揮して完封勝利に貢献した。

 尚志ではFWとしてプレーすることもあるというが、「やっぱり自分的はDFの方が好き」と言い切るCB。憧れの存在として日本代表CB森重真人の名を挙げた馬目は「判断早くして競り合いでも負けないような選手になっていきたい。課題は左足のコントロール。キック力はあるんですけどもっと精度を高めたい。1年生のうちからトップに上がって、試合に出ていきたい」と意気込んだ。「NB CHAMPIONSHIP U-16」では強豪校の強力FWたちを封じ込んで自信を身につける。

(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2016

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