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負けに等しいドロー…先制アシストの清武「もっとゴールに向かう姿勢を」

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MF清武弘嗣は現状に満足することなく、さらなる成長を誓う

[9.17 リーガ・エスパニョーラ第4節 エイバル 1-1 セビージャ]

 セビージャは17日、リーガ・エスパニョーラ第4節でエイバルと対戦し、1-1で引き分けた。先発フル出場したMF清武弘嗣が今季2アシスト目を記録している。

 リーグ戦2試合ぶりの出場となった清武は、立ち上がりから攻撃だけでなく、守備も献身的にこなすと、前半27分に先制点をアシストする。自陣でボールを受け、一気に加速した清武が前線へと走り込むFWルシアーノ・ビエットにスルーパスを通す。そのビエットが右足でゴールネットを揺らし、セビージャが先制。前半45分にはエイバルに退場者が出て数的優位に立ったが、後半19分にカウンターから同点に追いつかれ、引き分けに終わった。

 数的優位をいかせず勝ち点1獲得にとどまったセビージャ。試合後に自身のブログ(http://ameblo.jp/kiyotake-hiroshi/entry-12201043019.html)を更新した清武は、「数的優位での試合で引き分けたのは負けに等しい気分です」とこの日の結果を悔やんだ。また、自分自身のパフォーマンスについては「1アシストをしましたが、もっとゴールに絡まないといけないし、もっとゴールに向かう姿勢を出さなければと思います」と課題を挙げた。

「まだ少しだけ迷いがあるかな。笑 迷いながら自分を探して、地位を確立していかなければいけない現状。自分がどうやったら生き残れるか!チームにとっての自分の役割は?でも自分を出したいという欲もある。んーサッカーって難しいけど、面白い」。今季から活躍の場をスペインに移した清武。自分の中の葛藤と向き合いながら、一つ一つ階段をのぼり、チームに欠かせない選手へと成長していく。

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