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[MOM1884]尚志FW伊藤綾汰(1年)_攻撃にアイディア加えたキーマン、苦手のヘッドでゴールも

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.18 NB CHAMPIONSHIP U-16 1位T準決勝 星稜高 2-4 尚志高 時之栖裾野G]

 尚志高は攻撃のキーマンであるFW伊藤綾汰がボールキープ、アイディアあるパスなど存在感あるプレー。そして後半10分にはMF吉田泰授の左クロスから「(吉田が)ファーストタッチで前向いたんで勢い良く入っていったらいいボールがきた。ヘディングめっちゃ苦手なんですけど気持ちで押し込みました」というヘッドでゴールを破った。

「星稜は日本一になったりして強いんで、絶対に倒したいという気持ちで戦いました」と伊藤。悪天候の中で開催されたこの日の2試合についてはピッチコンディションに苦戦した部分もあったようだが、「(3試合目で)ピッチ直ってからは技術には自信あるので余裕持ってプレーできた。(技術・判断力には)自信ありますね。相手見て閃いたりするところがある。そういうところを意識している」。星稜の厳しいチェックをいなして前進したり、間をつくって味方を活かしたり、持ち味を十分に発揮していた。

 中学時代はベガルタ仙台のジュニアユースでプレー。尚志での目標は「まずは点取って、見ている人が楽しいプレーをしていきたいです。試合を決める選手になりたいです」という。青森山田との決勝では東北のライバル相手に自分の力を発揮して勝利へ導くことができるか。

「ここまで来たんで優勝したいです」。テクニカルな尚志らしさを前線で表現するFWがファイナルでも試合を決めるプレーをする。

(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2016

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