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マンU、キャリック弾などで公式戦の連敗ストップも…3部クラブ相手に力の差示せず

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マンUが公式戦の連敗を3でストップさせた

[9.21 EFL杯3回戦 ノーサンプトン・タウン1-3マンチェスター・U]

 EFL杯(イングランドリーグ杯)は21日、3回戦2日目を行った。マンチェスター・ユナイテッドは敵地でノーサンプトン・タウン(3部相当)と対戦し、3-1で勝利した。なお、4回戦は10月下旬に行われる。

 公式戦3連敗中のユナイテッドは、18日のプレミアリーグ第5節ワトフォード戦からDFクリス・スモーリングとFWウェイン・ルーニーを残して、9人を変更。GKセルヒオ・ロメロやDFティモシー・フォス・メンサーは今季初出場となった。

 ユナイテッドは前半16分、相手GKがバックパスを直接キャッチし、PA内で間接FKを獲得する。これをFWメンフィス・デパイが横に蹴ったボールをルーニーが右足シュート。相手DFに当たって跳ね返ったボールをPA手前からMFマイケル・キャリックが右足で押し込み、ユナイテッドが先制に成功した。

 だが、ユナイテッドは圧倒的なボール支配率も守備が安定しない。前半38分、PA左からFWケンジ・ゴレが左足で放ったシュートがクロスバーを直撃。さらに同42分には、クリアにもたつくと、MFダレイ・ブリントがPA内でFWサム・ホスキンスを倒してしまい、PKを献上してしまう。これをFWアレックス・レベルにゴール右隅に決められ、前半のうちに同点とされた。

 痛恨の失点を喫したユナイテッドは後半10分、デパイとフォス・メンサーを下げて、FWズラタン・イブラヒモビッチとFWマーカス・ラッシュフォードを投入する。すると、同14分のMFアンデル・エレーラの左足ミドルは右ポストを叩いたが、同23分に勝ち越しゴールを決める。

 ハーフェーライン付近でMFモルガン・シュネデルランがボールを奪うと、ショートカウンターからラッシュフォードがPA左で相手を引き付けて中央にラストパス。エレーラがPA手前から右足ダイレクトでゴール左に流し込み、勝ち越しに成功する。さらに同30分、自陣からエレーラが大きく前線に蹴り出すと、相手GKが処理を誤り、プレッシャーをかけていたラッシュフォードが無人のゴールに難なく決め、一気に突き放した。

 ユナイテッドはそのまま3-1で勝利。公式戦の連敗を3でストップさせた。だが、ボール支配率は70%を越えていたものの、7本のシュートを浴び、危ないシーンを作られるなど、数値ほどの力の差を見せつけることはできなかった。

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