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C・ロナウドを庇うジダン「点を取らなくても気にしない」

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クリスティアーノ・ロナウド(左)へ信頼を寄せるジネディーヌ・ジダン監督

[9.21 リーガ・エスパニョーラ第5節 R・マドリー1-1ビジャレアル]

 リーガ・エスパニョーラ第5節2日目が21日に行われ、レアル・マドリービジャレアルをホームに迎え、1-1で引き分けた。昨季第27節レバンテ戦から続くレアルの連勝は「16」でストップし、リーガの連勝新記録を達成できなかった。

 PKで先制されたレアルは後半開始3分にMFハメス・ロドリゲスのCKからDFセルヒオ・ラモスがヘディングシュートを決めて追いつく。しかし勝ち越しには及ばず。体調不良から復帰したFWクリスティアーノ・ロナウドが先発フル出場するも不発に終わり、引き分けた。

 試合後、クラブ公式サイトによると、ジネディーヌ・ジダン監督は「前半我々には強さが足りなかった。良い形で試合に入るのが好きだが、今日の前半はその部分が欠けていた。いつでも良いプレーをすること、開始1分から全力で行くことはできない。こういった事態は起こり得るが、今日の前半がそうだった。そしてリードを許せばその後巻き返しを図るのはより難しい。後半全員の取り組みの姿勢を前向きに捉える」と試合を振り返った。

 開幕4連勝を飾った前節エスパニョール戦で昨季から続く連勝を「16」としてクラブの連勝記録を更新。ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いたバルセロナが10-11シーズンに達成したリーガの連勝記録に並んでいたが、さらなる記録更新ははらなかった。

 それでも指揮官は「自分たちの選手たちを非難することはできない。彼らのしていることに私は満足している。もうこれ以上記録については話さない。今我々がしなければならないのは休み、次の試合の準備をすること」と前を向く。

 会見でC・ロナウドについて質問が及ぶと、ジダンは「クリスティアーノについては、これまで通り彼は今夜重要な存在だった。彼が我々と一緒にピッチに立っているのは大事なこと。点を取らなくても私は気にしない。いつでも彼は得点への意欲がある。私が心配するとすれば彼がピッチにいない時。大事なのは彼が調子を取り戻して欲しいということ。いつでも彼は得点を取ることができるのだから」と庇った。


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