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シュツットガルト浅野、3試合目でMOMに…「持ち前のテンポで相手の守備を切り裂いた」

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日本代表FWに対する現地の評価がうなぎのぼり

 シュツットガルトは20日に行われたブンデスリーガ2部第6節で、首位ブラウンシュバイクをホームに迎え、2-0で勝利した。ドイツ『キッカー』では、その試合で加入後初アシストをマークした日本代表FW浅野拓磨がマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

 シュツットガルトは今夏監督に就任したばかりだったヨス・ルフカイ氏が浅野ら若手3人の獲得をめぐってヤン・シンデルマイザーSD(スポーツディレクター)と対立し、先週辞任を発表した。チームを引き継いだオラフ・ヤンセン暫定監督が担当した2試合で先発起用された浅野だが、早くもルフカイ氏が抱いていた新加入の若手たちに対する疑念を覆す格好となった。

 浅野はブラウンシュバイク戦の64分、MFケビン・グロスクロイツによるチーム2点目をクロスでアシスト。『キッカー』は68分までプレーしたアタッカーに、GKミチェル・ランゲラク、DFトニ・シュニッチと並ぶ「2」とチーム最高タイの採点をつけ、なおかつマン・オブ・ザ・マッチにも選出している。「非常に活発な走りとプレーを見せ、2-0の前のように持ち前のテンポで度々ブラウンシュバイクの守備を切り裂いた」との寸評が記された。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 また同誌はこの一戦でフル出場したMF細貝萌にも「2.5」と高評価を与えている。アウクスブルクやヘルタ・ベルリンでルフカイ氏の下でプレーし、この夏のシュツットガルト移籍も恩師が導いたとみられる細貝だが、監督交代はパフォーマンスに影響を及ぼしていないようだ。

 なおシュツットガルトはこの勝利で2位に浮上した。試合後には新監督にドルトムントの下部組織で監督を務めていたハネス・ボルフ氏を招へいしたことが発表されている。23日には第7節でボーフムとのアウェーマッチに臨むシュツットガルトだが、日本人コンビの次なる活躍に期待したいところだ。

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