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白血病公表から3か月…新潟DF早川史哉が経過報告「温かい支援が大きな支え」

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白血病と闘うアルビレックス新潟のルーキー早川史哉

 6月13日に急性白血病であることを公表したアルビレックス新潟のDF早川史哉が23日、公式サイトで経過報告を行った。

 早川は新潟の下部組織出身。筑波大へ進学後は主将を務め、今季より“古巣”への復帰を果たしていた。開幕戦からフル出場を果たすなど活躍していたが、4月24日の名古屋戦を最後にベンチ入りメンバーから外れ、6月13日に白血病に侵されていることを公表した。

 公表した際に「もう一度、みなさんに元気な姿をお見せできるように病気と闘います」と力強く語っていた早川。現在は抗がん剤治療を続けており、「治療期間中には副作用の影響で辛いことが多々あり、無気力になることもありますが、何とか元気に過ごすことができています」と現状を報告した。

 新潟は白血病公表直後から病気に打ち勝ち、ピッチに戻ることを目的とした『アルビレックス新潟 早川史哉選手支援基金』を開設。またこの3か月で多くの手紙や千羽鶴などが送られてきたという。早川は「皆様からの温かい支援が白血病と闘っている自分にはとても大きな支え、チカラとなっています。本当にありがとうございます」と感謝を語る。

 そして、「闘病中にいつも思っていることがあります。それはどんなに辛いことがあっても、常に前を向いて一日一日を過ごそうということです。辛い日があってもそれを乗り越えればきっといいことが待っていると信じています」と復帰へ向けた思いを新たにした。

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