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ヘルタVSフランクの上位対決は壮絶ドロー、原口フル出場も長谷部は出番なし

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ドリブル突破を狙うヘルタのMF原口元気

[9.24 ブンデスリーガ第5節 フランクフルト3-3ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは24日、第5節2日目を行い、MF原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でMF長谷部誠所属のフランクフルトと対戦し、3-3で引き分けた。原口は左サイドハーフで開幕から5試合連続のフル出場。ベンチスタートの長谷部は2試合連続で出番がなかった。

 ヘルタは前半19分、MFバレンティン・シュトッカーが獲得したPKをFWベダド・イビセビッチが決めて先制点。しかし、フランクフルトも同39分にカウンターからMFマルコ・ファビアンのゴールで同点に追いつくと、前半終了間際の45分には左CKのこぼれ球をFWアレクサンダー・マイヤーが押し込み、2-1と逆転した。

 1点ビハインドで前半を折り返したヘルタだが、後半13分、MFアレクサンダー・エスバインの右クロスにイビセビッチが右足ボレーで合わせ、2-2の同点。さらに同20分には右サイドでパスを受けたエスバインが切り返して中に持ち込み、左足ミドルをゴール左隅に流し込んだ。

 3-2と再逆転に成功し、そのまま逃げ切りたいところだったが、フランクフルトは後半アディショナルタイムにFWアンテ・レビッチの左クロスを途中出場のDFマイケル・ヘクターがヘディングで流し込み、土壇場で3-3の同点に追いついた。

 前節終了時点でともに3勝1敗の勝ち点9でそれぞれ4位と5位に付けていたフランクフルトとヘルタの上位対決は壮絶な点の取り合いの末、勝ち点1を分け合った。ヘルタは前節のバイエルン戦(0-3)で開幕からの連勝がストップ。仕切り直しの一戦だったが、白星を飾ることはできなかった。

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