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チチャリートのハットトリックでレバークーゼンが劇的逆転勝利、マインツ武藤は出番なし

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レバークーゼンのFWハビエル・エルナンデスはハットトリックの活躍でチームを逆転勝利に導いた

[9.24 ブンデスリーガ第5節 マインツ2-3レバークーゼン]

 ブンデスリーガは24日、第5節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでレバークーゼンと対戦し、2-3で敗れた。武藤は開幕から5試合連続のベンチスタートで、3試合ぶりの出番なしに終わった。

 試合は前半から激しい点の取り合いになった。マインツは前半31分、右サイドを抜け出したMFレビン・エズトゥナリの折り返しをMFユヌス・マリが左足で押し込み、先制点。しかし、レバークーゼンも直後の32分、MFチャルレス・アランギスがゴール前に浮き球のを入れると、マインツDFシュテファン・ベルがかぶってクリアできず、FWハビエル・エルナンデスが落ち着いてトラップから左足で流し込んだ。

 それでもマインツは前半35分、マリの右CKがニアサイドの密集地帯を抜けてきたところを中央のベルが左足で捉え、2-1。失点に絡むミスを帳消しにするベルの勝ち越しゴールで前半はマインツの1点リードで折り返した。

 後半に入ると、レバークーゼンが立て続けに3枚の交代カードを切り、反撃に出る。すると後半21分、縦パスを途中出場のFWシュテファン・キースリンクがDFと競り合いながら頭で落とし、エルナンデスが右足ボレー。これがDFに当たってふわりと浮き、ゴールマウスに吸い込まれた。

 さらに試合終了間際の後半アディショナルタイム、DFヨナタン・ターのロングフィードがゴール前に抜けてきたところをエルナンデスがヘディングで押し込み、劇的な決勝点を奪った。チチャリートのハットトリックで3-2の逆転勝利。レバークーゼンは3試合ぶり今季2勝目を挙げ、マインツは開幕戦以来、4試合ぶり今季2敗目となった。

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