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「闘莉王さんから決めるだけのボールが来た」今季初ゴールの名古屋FW小川、残り4戦「死ぬ気で戦う」

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[9.25 J1第2ステージ第13節 仙台1-2名古屋 ユアスタ]

 右足に気持ちを込めて蹴り込んだ。名古屋グランパスは前半2分、DF田中マルクス闘莉王のロングフィードにFW小川佳純が反応。PA内右に走り込み、右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。

「闘莉王さんから決めるだけのボールが来た。あとは思い切って枠に飛ばすだけだった」。試合後のテレビインタビューでそう得点シーンを振り返った小川にとって、待望の今季初ゴール。チームは後半12分にもMF田口泰士が追加点を奪い、第2ステージ初の複数得点を記録した。

 後半41分にオウンゴールで1点を返されたが、2-1で逃げ切り、2試合ぶりの勝ち点3を手にした名古屋。J1残留へ崖っ縁の状況は続くが、闘莉王復帰後3戦2勝と、確実に上昇傾向にはある。

「厳しい状況だけど、アウェーまでたくさんのサポーターが足を運んでくれて、その人たちのためにも勝てて良かった。厳しいゲームだったけど、勝つことができて、次につながると思う」。残り4試合の相手は福岡、磐田、神戸、湘南。小川は「僕たちは最後まであきらめずに戦うし、サポーターも僕らに力を与えてくれている。その力をピッチの上で出して、残り4試合、J1残留に向けて死ぬ気で戦いたい」と誓った。

●[J1]第2ステージ第13節 スコア速報

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