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柏がステージ逆転制覇へ望み…14位甲府は16位名古屋と勝ち点2差に

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[9.25 J1第1ステージ第13節 柏1-0甲府 柏]

 柏レイソルはホームでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で勝利した。これで柏は5試合負けなし(4勝1分)で第2ステージ4位に浮上。首位浦和と勝ち点差は『5』で縮まらなかったが、残り4試合でのステージ逆転制覇に望みをつなげた。

 前半は柏がボールを支配し、パスを回す場面が多かったが、なかなかシュートまでつなぐことができない。前半22分、細かいパス回しから、最後はPA内に走り込んだMF中川寛斗にFWディエゴ・オリヴェイラがラストパスを送ったが、相手DFのブロックに阻まれた。同42分には、DF輪湖直樹の出場停止により、先発出場したDF山中亮輔が得意の左足ミドルを放つも枠外。柏は前半、このシュート1本に終わった。

 対する甲府は少ないチャンスからしっかりシュートまでつないでいた。決定機は前半39分。FKの流れからPA手前の右側からFW田中佑昌が絶妙なクロスを送ると、FWダヴィが頭で合わせたが、GK中村航輔のセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 後半に入ってサイドから攻撃を仕掛ける柏は後半19分、右CKから競り合ったボールがゴール前上空に高く舞い上がる。落下地点に入ったFW盛田剛平が頭でクリアしたが、中途半端になり、これを見逃さなかったFWディエゴ・オリヴェイラが左足シュート。強烈なシュートがゴールネットに突き刺さり、柏が先制に成功した。

 反撃に出る甲府は後半22分にFW森晃太を投入する。同32分、MF保坂一成のスルーパスで右サイドを抜け出したMF稲垣祥がクロスを供給すると、ファーサイドまで流れたボールをMF橋爪勇樹がシュート。だが、相手DFの決死の守備にブロックされ、同点とはならなかった。

 終盤に向けて圧力を増す甲府。後半45分にFWクリスティアーノのクロスからMFドゥドゥにフリーでヘディングシュートを打たれる場面もあったが、GK河田晃兵がファインセーブで防ぐと、同アディショナルタイム2分にPA左から森が右足シュート。GK中村が弾いたボールを田中が右足で強烈なシュートを放つも、これもGK中村のセーブに阻まれ、試合はそのまま0-1で終了した。甲府はこれで4試合白星なし(3分1敗)。降格圏内の年間順位16位の名古屋と勝ち点2差に縮まってしまった。

●[J1]第2ステージ第13節 スコア速報

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