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[関西]関学大&大体大が痛恨ドロー、4発快勝の阪南大は6連勝!2位以下と勝ち点6差に:第15節

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阪南大が草野の先制弾を皮切りに4発快勝、混戦で頭ひとつ抜け出した

第94回関西学生サッカーリーグ1部


 第94回関西学生サッカーリーグ1部の第15節が24、25日に各地で行われた。首位を走る阪南大大阪学院大に4-0で快勝し、6連勝を飾った。2位の関西学院大桃山学院大と1-1で引き分け、3位の大阪体育大大阪教育大とスコアレスドローだった。これにより、阪南大は2位以下と勝ち点6差に開くことに成功した。

 後期開幕4連勝。前期リーグからの通算では6連勝だ。阪南大大阪学院大に4-0で快勝した。前半5分、左サイドを上がったMF山崎康太(4年=東福岡高)が折り返したボールはファーサイドへ流れる。拾ったMF脇坂泰斗(3年=川崎F U-18)のシュートはGK田中大貴(3年=香川西高)に弾かれた。しかし、PA左へこぼれたボールをFW草野侑己(2年=JFAアカデミー福島) がダイレクトで叩き込み、先制に成功した。

 前半16分には早くも追加点。ハーフウェーライン付近からDF甲斐健太郎(4年=立正大淞南高)が蹴り入れたボールはDFに頭でクリアされる。しかし、敵陣PA手前正面でこぼれを拾ったMF岡部拓実(3年=正智深谷高)が自ら仕掛けて、ゴール左へシュートを決めた。

 同25分には相手がビルドアップでもたついたところを見逃さず。FW山口一真(3年=山梨学院)がプレスをかけ、岡部がボールカット。横パスを受けた山口がゴール正面から追いついて決めた。前半を3-0で折り返し、後半29分には脇坂がダメ押しの4点目。4-0の完勝で試合を終えている。

 2位の関西学院大桃山学院大と対戦し、痛恨の1-1ドロー。後半7分、左サイドから仕掛けたMF魚里直哉(3年=C大阪U-18)とDF小川原一輝(3年=関西学院)のワンツーは相手DFにカットされたが、こぼれを拾ったMF山本悠樹(1年=草津東)がドリブルで仕掛け、PA内左からシュートを決め、先制に成功した。

 しかし後半35分に失点。2点目は奪えずに勝ち点1を分けあっている。これにより2戦連続勝ちなし(1分1敗)。順位は2位と変わらないものの、首位との差は勝ち点4差から6差に広げられてしまった。

 3位の大阪体育大は勝利すれば、2位浮上の可能性もあった一戦で最下位・大阪教育大とスコアレスドローで順位は変わらず。5位の関西大は4位の立命館大に1-0で勝利した。後半5分にFW竹下玲王(3年=磐田U-18)が決めた得点が決勝点。勝ち点3を上乗せした関西大は、勝ち点や得失点差でも立命館大と並んだ。

 京都産業大近畿大に2-0で勝利し、連敗を3でストップさせた。待望の後期リーグ初白星で降格圏の11位から2部Aとの入れ替え戦圏の10位へ戻った。近畿大は3戦ぶり黒星も順位は6位と変わっていない。

 また前節で開幕戦以来の勝利を収め、10位へ上がった同志社大びわこ成蹊スポーツ大に2-1の勝利で今季初の連勝。前半に2点を先取し、後半10分に1点を返されたが逃げ切った。今季初の連勝を飾った同志社大だったが、同じく勝ち点10の京都産業大を得失点差わずか1差で下回り、順位は10位から11位へ後退。再び降格圏に戻ってしまった。

【後期第4節】(9月24日)
[J-GREEN堺・メインフィールド]
近畿大 0-2 京都産業大
[京]久保吏久斗(53分)、橋本和征(62分=補・大原俊輔)

大阪体育大 0-0 大阪教育大

(9月25日)
[J-GREEN堺・メインフィールド]
関西学院大 1-1 桃山学院大
[関]山本悠樹(52分)
[桃]中井涼太(78分=補・岩崎尚将)

阪南大 4-0 大阪学院大
[阪]草野侑己(5分=補・脇坂泰斗)、岡部拓実(16分)、山口一真(25分=補・岡部拓実)、脇坂泰斗(74分=補・草野侑己)

[亀岡運動公園陸上競技場]
びわこ成蹊スポーツ大 1-2 同志社大
[び]堂安憂(55分)
[同]金潤求(11分=補・渡邉良太郎)、向井宏太(42分=補・金潤求)

立命館大 0-1 関西大
[関]竹下玲王(50分=補・藤村洋太)


●第94回関西学生リーグ特集

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