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[CL]苦しんだバルサ、後半2発で逆転勝利!! ボルシアMGはアザール“弟”の先制弾守り切れず…

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DFジェラール・ピケ(左)の決勝点で逆転勝利を収めたバルセロナは2連勝

[9.28 欧州CLグループリーグ第2節 ボルシアMG1-2バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は28日、グループリーグ第2節2日目を行い、ボルシアMG(ドイツ)とバルセロナ(スペイン)が対戦。前半34にボルシアMGに先制を許したバルセロナだが、後半20分に同点に追い付くと同29分にDFジェラール・ピケが決勝点を奪い、2-1の逆転勝利を収めて2連勝を飾った。

 FWリオネル・メッシを負傷で欠くバルセロナは前線にFWルイス・スアレス、FWネイマール、FWパコ・アルカセルを配置。前半7分にはシュートチャンスを創出し、スアレスのパスから左サイドを駆け上がったDFジョルディ・アルバのグラウンダーのパスをネイマールが左足で合わせたが、GKヤン・ゾマーの守備範囲に飛んでしまう。さらに同23分には素早いリスタートからMFイバン・ラキティッチがミドルシュートを枠内に飛ばすも、ゾマーに阻まれてネットを揺らすには至らなかった。

 バルセロナの攻撃を粘り強くはね返すボルシアMGは、ボールを奪えばチェルシーFWエデン・アザールの弟であるFWトルガン・アザール、FWラファエウの2トップを中心に縦に速い攻撃からゴールに迫り、前半33分に鮮やかなカウンターから先制点を奪取する。センターサークル付近でMFセルヒオ・ブスケツからボールを奪ったラファエウが前線まで運んで左サイドのMFマフムード・タフードに展開すると、タフードのラストパスに走り込んだアザールが右足でネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1-0とボルシアMGがリードしたまま後半を迎えると、後半3分にボルシアMGをアクシデントが襲う。カウンターの急先鋒として存在感を示していたラファエウが負傷し、MFファビアン・ジョンソンとの交代を余儀なくされた。すると、1点のビハインドを背負うバルセロナベンチが動き、同9分にP・アルカセルに代えてMFラフィーニャ、同15分にラキティッチに代えてMFアルダ・トゥランを投入して流れを変えようと試みる。

 すると後半20分にバルセロナが同点に追い付く。ネイマールの浮き球のパスから抜け出したアルダが右足シュートを突き刺して試合を振り出しに戻した。さらに同29分にはネイマールのトリックCKから放ったスアレスのシュートはゾマーにストップされたものの、こぼれ球に反応したピケが押し込み、バルセロナが逆転に成功。その後、バルセロナに追加点は生まれなかったものの、ボルシアMGの反撃を許さずに2-1の逆転勝利を収めた。

 10月19日に行われる第3節でボルシアMGはアウェーでセルティック(スコットランド)、バルセロナはホームでマンチェスター・シティ(イングランド)と対戦する。


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