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ケルンで好調の大迫、代表復帰の可能性に言及

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ケルンで好調ぶりをみせているFW大迫勇也

 ケルンで2試合連続ゴールを決めるなど好調をキープするFW大迫勇也は、今後の日本代表復帰の可能性について語った。また今シーズンいっぱいで満了となるケルンとの契約についても触れている。

 大迫はブンデスリーガ第4節シャルケ戦、第5節RBライプツィヒ戦でそれぞれ見事なゴールを決め、ケルン3シーズン目でついにその実力を発揮。今季いまだに黒星を喫していない3位ケルンの好スタートに大きく貢献している。次節に敵地でのバイエルンとのビッグマッチを控えているクラブは、公式サイトに大迫のインタビューを掲載した。

 チームの成長ぶりについて問われた背番号13は「今シーズン、チームとして良いものをつくり上げることができました」と現状に確かな手応えを感じている模様。

 だがそこで立ち止まることはなく、「それをこれからも続けなければいけない」と強調するアタッカーは「そのためには選手の1人1人がピッチ上でハードに戦い続けなければいけません」と熱く語っている。

 昨シーズンについては「あまりプレーする機会がなかったのが辛かったです」と心境を告白。それでも「ピッチに戻るために、一生懸命頑張ってアピールすることしか考えませんでした」と前向きな姿勢で壁を乗り越えようとしたという。

 「サッカー選手にとって一番大事なのは自信だと思います」と話す大迫は、「フォワードとしてのプレーが一番居心地がいいんで、そこでは必要とする自信を得られています」とポジションへのこだわりを語っている。

 大迫はこのインタビューの中で、元同僚で現在J2のジェフユナイテッド千葉でプレーするMF長澤和輝についても触れている。日本人同士として長澤とは親しかったようだ。

 「彼が日本に帰ってから、ほかのチームメートたちはより話しかけるようになり、物事を説明してくれるようになりました」と他の選手たちとの距離が縮んだと説明している。長澤の移籍は「そういう意味ではポジティブな面もありましたね」と以前に比べてチームに溶け込めたことにつながったという。

 話は去年6月までさかのぼる日本代表での出場にも触れた。クラブでの活躍ぶりで代表に復帰する日は近いと見られているが、大迫は「一つの目標ではありますが、今一番大事なのはケルンでプレーして、良いパフォーマンスを出し続けることです」と話し、「もう1年以上代表でプレーしていないので、今は考えていません」と現時点は日々の挑戦に専念している様子だ。

 ケルンとの契約は2017年夏までとなっているが、「まだシーズンが始まったばかりなので」と焦りは感じていないようだ。「サッカーに集中していれば、なるようになると思います」と新契約についても特に意識はせず。

 しかし、「ケルンに残ることはイメージできます。このクラブにはすごく世話になっていますし、馴染んでいますので」と今後も同クラブでプレーを続ける可能性をほのめかしている。

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