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4戦無失点の堅守崩れて4失点、逆転負けのU-16日本代表「個の力を高めて世界で借りを返したい」

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[9.29 AFC U-16選手権準決勝 日本2-4イラク]

 U-16日本代表はAFC U-19選手権準決勝でイラクに2-4で逆転負けした。前半19分、ロングボールの対応ミスからPAでセカンドボールを拾われて今大会5試合目で初失点。FW山田寛人(C大阪U-18)の2ゴールによって逆転したが、風下に回った後半に3点を奪われてしまった。

 後半に数度あった決定機でゴールマウスに阻まれるなど決めきることができなかったことも痛かったが、相手のロングボールや風にも苦しめられた。また3失点目と4失点目はいずれも前掛かりになったところで背後を取られてのPK献上。「もっとしっかりとした守備、組織の中でチャンスをつくっていくというところだったんですけどバタバタ感があった」。森山佳郎監督は試合直後のインタビューで落ち着いて守備できなかったことと、また荒れたグラウンドで相手のプレッシャーをどうかわしていくかを課題に挙げていた。

 MF福岡慎平主将(京都U-18)は「予選(グループリーグ)まではしっかり守備できたと思うんですけど、こういう速い相手になると一瞬の隙でやられてしまう。もっと個の力を高めて世界で借りを返したい」と誓い、森山監督は「選手たちはイラクの喜びを見た悔しさを胸に刻んで。ここからまた、1からスタートしていきたい」。

 00年生まれ以降の通称「00ジャパン」はそれぞれの所属チームで再スタート。来年のU-17W杯で舞うために、今回アジアの戦いを経験した選手たち、そして現在日本にいる00年生まれ以降の選手たち全員で課題の改善、成長を目指す。


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