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12歳の振る舞いに世界が称賛、大宮ジュニアがバルセロナに感謝「人間性を磨きたい」

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YouTubeより。大宮アルディージャジュニアの選手たちがバルセロナ・インファンティルBに向けたメッセージを発信した

 大宮アルディージャジュニアの選手たちが、YouTubeクラブ公式チャンネルを通じ、バルセロナ(スペイン)の下部組織バルセロナ・インファンティルBに向けたメッセージを送っている。

 両クラブは今年8月28日に都内で行われたU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016の決勝で対戦。試合はスコアレスで進んだが、終了間際のゴールによって、バルセロナ・インファンティルBが1-0で勝利していた。

 その試合後には泣き崩れる大宮の選手たちにバルセロナの選手が一人ひとりを励ますようにして、健闘を称える姿が見られた。この12歳の選手たちが見せた光景をスペイン紙『マルカ』などが取り上げたことから、世界中で話題となった。

 大宮はスペイン語のタイトル『El mensaje de Omiya Ardija sub 12 para FC Barcelona Infantil B』と題した動画を公開。ジュニアチームのキャプテンを務める多久島良紀が、「僕たちは試合に負けて悔しい思いをしました。でもバルセロナのみんなの優しさ溢れる振る舞いによって、とてもいい思い出になりました。もし自分たちが逆の立場になったら、勝敗を越えて、お互いに称えあうことの出来る人間性を磨いていきたいです」と、スペイン語の字幕付でメッセージを送ると、最後はイレブン全員で、「Muchas gracias!!(本当にありがとう!!)」と感謝を示した。

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