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香川、途中出場で公式戦4試合ぶりプレーも…ドルトムントは今季2敗目

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MF香川真司は後半26分から途中出場した

[10.1 ブンデスリーガ第6節 レバークーゼン2-0ドルトムント]

 ブンデスリーガは1日、第6節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でレバークーゼンと対戦し、0-2で敗れた。リーグ戦4試合連続ベンチスタートの香川は1点を追う後半26分から途中出場。公式戦4試合ぶりの出場を果たすも、得点に絡むことはできなかった。

 先手を取ったのはレバークーゼンだった。前半9分、DFベンヤミン・ヘンリクスの左クロスからFWハビエル・エルナンデスがヘディングシュート。これはGKロマン・ビュルキに阻まれたが、このプレーで右CKを獲得すると、MFハカン・チャルハノールのキックにFWアドミル・メーメディが頭で合わせ、先制点を奪った。

 1点を追う展開となったドルトムントは前半20分、DFウカシュ・ピシュチェクのスルーパスに抜け出したFWピエール・エメリク・オーバメヤンが右足でシュートを打ったが、GKがセーブ。ようやくチャンスをつくるも、なかなかリズムに乗れず、同32分には左サイドバックで先発していたDFラファエル・ゲレイロのパスミスからピンチを招くシーンもあった。

 ドルトムントは0-1で折り返した後半開始から2人を交代。MFゴンサロ・カストロ、MFクリスティアン・プリシッチに代えてDFマルセル・シュメルツァー、MFエムレ・モルを投入し、ゲレイロが左インサイドハーフにポジションを上げた。

 後半26分にはMFセバスティアン・ローデに代わって香川がピッチへ。9月27日の欧州CLレアル・マドリー戦は屈辱のベンチ外だったが、途中出場した9月17日のダルムシュタット戦以来、公式戦4試合ぶりの出場を果たした。投入直後の後半27分には香川が左サイドに展開し、MFウスマン・デンベレがクロス。ゴール前に飛び込んだオーバメヤンがファウルを取られたが、限られた時間で積極的なプレーを見せた。

 ところが後半34分、レバークーゼンはカウンターからチャルハノールがスルーパスに抜け出し、左サイドからグラウンダーのクロス。これをチチャリートがスライディングしながら押し込み、2-0とリードを広げた。追い込まれたドルトムントは後半36分、ピシュチェクの右クロスを相手GKがパンチングしたこぼれ球を香川が拾い、左足でシュート。しかし、大きく枠を外れ、最後まで1点が遠かった。

 ドルトムントは0-2の零封負けで連勝が3でストップ。4試合ぶり今季2敗目を喫し、順位もヘルタ・ベルリンに抜かれて暫定3位に後退した。一方、レバークーゼンは4試合ぶり今季2勝目となった。

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