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清武、“初体験”での合流も「試合勘はすぐに鈍らない」

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海外組として唯一、初日に合流した日本代表MF清武弘嗣

 海外組として唯一、初日からトレーニングに参加した。本来なら3日昼に帰国予定だったセビージャMF清武弘嗣だったが、前日に行われたリーガ第7節アラベス戦でベンチ外となったこともあり、一日早く日本代表に合流した。

 所属クラブでは公式戦4試合連続出場なしと厳しい状況が続いている。12年夏にC大阪から移籍したニュルンベルク、14年から昨季まで在籍したハノーファーでは常に主力としてプレーしてきたこともあり、清武にとっては“初体験”とも言える状況で代表に合流。自身は「試合に出ていないので、コンディションはどうなんですかね。初めてのことなので、未知です」とおどけつつも、試合勘に関しては「すぐに鈍るものではない」と問題はないとした。

 9月1日に行われたW杯アジア最終予選初戦UAE戦では2日前に合流。先発出場しながらも後半17分にピッチを後にし、チームも1-2で敗れた。しかし、今回は6日に行われるイラク戦4日前に合流したこともあり、「他の海外組より早く入っている分、コンディションも良くなると思うので良い準備をしたい」と試合に向けてコンディションに上げていくだけだ。

 そして、初戦にホームで敗れているからこそ、イラク戦での勝ち点3奪取は必須だと話す。「1ポイントじゃ物足りない。ホームではやっぱり勝ち点3を取らなければいけない。どこのポジションで出るかは分からないけど、自分が持っているものを全て出したい」と自らの力を存分に発揮してチームに勝利をもたらそうと燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)

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