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同性愛者差別チャント…ブラジルやアルゼンチンなど11か国に罰金処分

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FIFAは11か国に罰金処分を言い渡した

 国際サッカー連盟(FIFA)は4日、W杯予選において、同性愛者を差別するチャントが歌われる行為があったとして、11か国に罰金処分を言い渡した。処分を受けたのは、ホンジュラス、エルサルバドル、メキシコ、カナダ、チリ、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ペルー、イタリア、アルバニア。

 中でもチリは今年5月に同性愛者に対する差別的な歌が歌われたとして、国立競技場での試合を禁止する処分を受けていたが、今回の追加処分で17年3月まで使用できなくなった。

 チリは、同様に猶予期間中だったホンジュラスとともに最多の6万5000スイスフラン(約685万円)の罰金。次いでアルバニアに5万スイスフラン(約527万円)。エルサルバドルの4万5000スイスフラン(約474万円)、イタリア、メキシコ、ペルー、パラグアイに3万スイスフラン(約316万円)、アルゼンチンに2万5000スイスフラン(約263万円)、そしてカナダとブラジルに2万スイスフラン(約210万円)の罰金が科されている。

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