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[国体少年男子]広島県はFW大堀が2試合連続ゴール!次は広島ユースの主力、U-17W杯出場に挑戦

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(写真協力 高校サッカー年鑑)

[10.6 国体少年男子決勝 大阪府 1-2 広島県 遠野運動公園陸上競技場]

 広島県はFW大堀亮之介(広島ユース、1年)が2試合連続ゴールを決めた。前半26分、左サイドを深く切れ込んだMF堤太一のクロスを飛び出したGKよりも一瞬早く、頭で合わせて先制ゴール。「とにかく点取ってチームを助けたいという思いがあった。決勝戦で点取れたことは嬉しかったです」というゴールでチームに歓喜をもたらしたFWは、その後もアジリティー高い動きから自信を持っているキック、球際に勢い良く入ってのインターセプトなどで貢献。チームメートたちとともに栄冠を勝ち取った。

 準々決勝まではチャンスに絡んでいながら得点することができなかった。枠へしっかりと飛ばすミドルシュートなどが、相手の脅威となり、実際に2点ビハインドを負った新潟県との準々決勝では大堀のミドルシュートのこぼれ球から追撃ゴールが生まれている。それでも結果が出ていないことが悔しかった。だが準決勝、決勝で2戦連発。自信もつけて大会を終えたFWは今後次の目標を目指す。

「今後はもっと決定力を磨いて、まずはサンフレのユースのAチームに絡んでいきたい。来年は僕たちの年代のワールドカップがあるので、そこにも絡んで行きたいなと思っています」
 
 広島ユースのチームメートであるMF桂陸人らアジアでギリギリの戦いをした代表選手たちに挑戦。「キックの精度をもっと高めて、決定力をもっと高めたいと思っています」という大堀はライバルたち以上の努力を重ねて目標をクリアする。

(取材・文 吉田太郎)
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