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6試合ぶりのゴール&白星!! 京都・石丸監督、先発6人変更理由は「至ってシンプル…」

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先発6人変更の意図を語った京都の石丸清隆監督

[10.8 J2第35節 千葉0-3京都 フクアリ]

 プレーオフ圏内の6位につける京都サンガF.C.だが、ここ5戦未勝利(3分2敗)、さらに5試合連続無得点と厳しい状況に追い込まれていた。しかし、先発6人を入れ替えて臨んだ千葉戦では試合開始早々の前半2分にMF堀米勇輝の得点で先制すると、同24分、後半20分に加点して3-0の完封勝利を収めた。

 チームを率いる石丸清隆監督は先発6人を入れ替えた意図を、こう説明する。「シーズンを戦っていく中で疲れが見えている選手がいたり、勝てていない状況を考えましたが、至ってシンプルに動ける選手、ゴールに対して反応できる選手を起用するため、思い切って6人代えました」。

 前半2分の先制点は先発起用されたFWイ・ヨンジェが右サイドのFWエスクデロ競飛王にパスを送り、エスクデロのラストパスからMF堀米勇輝が決めた。さらに同24分にはイ・ヨンジェが自らネットを揺らし、後半20分にはこちらも先発起用されたFWダニエル・ロビーニョがPKでダメ押しゴール。また、最終ラインに起用されたDF内田恭兵、DF高橋祐治、DF本多勇喜も指揮官の期待に応える粘り強い守備を披露して、チームを完封勝利へと導いた。

「5試合、点を取れていなかったので、選手も少しプレッシャーを感じていたゲームでしたが、幸先良くゴールが決められたので少し肩の荷が降りたと思う」と開始2分の先制点がチームに大きなプラスをもたらしたと語った石丸監督は、「難しい状況の中で良くやってくれた」と選手たちを労った。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J2]第35節 スコア速報

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