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“天敵”ケーヒルの起用法は…?豪州監督「日本戦で良い結果を出しているのは知っている」

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過去の日本戦で8戦5発を記録しているFWティム・ケーヒル

 11日のW杯アジア最終予選で日本代表と対戦するオーストラリア代表は10日、オーストラリア・メルボルンのドックランズスタジアムで公式練習を行い、“日本キラー”のFWティム・ケーヒル(メルボルン・シティ)はランニングで先頭を走るなど精力的に汗を流した。

 過去の日本戦で8戦5発を記録している36歳のケーヒルだが、今回のW杯アジア最終予選は過去3試合、いずれもベンチスタート。9月6日のUAE戦(1-0)は0-0の後半25分から途中出場し、その5分後に決勝点を決めた。今月6日のサウジアラビア戦(2-2)も2-2の同点に追いつかれたあとの後半40分から途中出場。スーパーサブとして存在感を出している。

 練習前に公式会見を行ったアンジェ・ポステコグルー監督は日本の“天敵”について「日本戦で良い結果を出していることは知っている」とする一方、その起用法については「明日までに決めたい」と明言を避けた。

「彼はどの相手にも際立った結果を残している。彼が点を取ったことがないチームのほうが少ないはずだ」。これまで同国歴代最多の48得点を記録しているケーヒルに敬意を示す指揮官は「先発であれ、途中からであれ、重要な存在であることに変わりはない。途中から出てきたとしても彼は相手の脅威になる」と、背番号4に厚い信頼を寄せた。

(取材・文 西山紘平)

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