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エースが流れ変える先制ヘッド!U-19日本代表FW小川「苦しい時に決めるということを自分のテーマにしてきた」

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[10.14 AFC U-19選手権GL第1節 日本 3-0 イエメン]

 U-20W杯への出場権を懸けたAFC U-19選手権初戦。前半、硬さもあったU-19日本代表は止まったプレーが多く、引いて守るイエメンを崩すことができなかった。イージーミスも増えて前半はクロス、シュートまで持ち込んだシーンもわずか。無得点のまま45分間を終えてしまった。

 それでも、後半開始直後、MF神谷優太(湘南)の右FKをエースFW小川航基(磐田)が頭で決めて先制点。試合後のインタビューで「苦しい時に決めるということを自分のテーマにしてきましたし、自分がこのチームのエースという自覚と責任を持ってできたことが結果に繋がったと思います」と語ったエースの一撃でリードを奪った。

 その後は内山篤監督が「後半の方が修正できた」と振り返ったように、サイド攻撃からゴールへ迫る回数が増加。俊足アタッカー、FW岩崎悠人(京都橘高、京都内定)の投入でDFラインを破るシーンも増えた日本は33分に流れるようなパス交換から右MF堂安律(G大阪)が左足シュートを放つ。これはポストを叩いたが、こぼれ球を岩崎が押し込んで2-0。さらに43分には小川のアシストから交代出場のMF原輝綺(市立船橋高、新潟内定)が決めて3-0で快勝した。

 内山監督は「これがアジアの予選の厳しさというか。でも何とか後半修正して選手たちはよく頑張ってくれた。次に繋げるように頑張りたいと思います」と語り、小川は「とてもいい雰囲気でチームが一丸となっていると思うんで必ず出場権を獲得できるんじゃないかなと。期待してもらえたら嬉しいですね」と5大会ぶりとなるU-20W杯出場権獲得への意気込みを口にしていた。
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