beacon

チケット完売の昇格争い大一番はドロー決着…C大阪と岡山は勝ち点1分け合う

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.16 J2第36節 岡山 1-1 C大阪 Cスタ]

 5位のファジアーノ岡山と3位のセレッソ大阪の上位対決は1-1で引き分けに終わった。C大阪は2位浮上のチャンスだったが、暫定で2位松本と勝ち点1差となった。

 前日に岡山としては3度目のチケット完売となった昇格争いの大一番。3位のC大阪は前半19分にDF藤本康太がピッチ内に倒れ込み、DF茂庭照幸と交代するアクシデントに見舞われた。だが、同37分に均衡を破る。ショートコーナーで意表を突くと、PA右からMF清原翔平が左足シュート。GKに弾かれたボールを再び清原が拾い、今度はパスをつないで、これをMFソウザが豪快に右足でねじ込んだ。

 先制を許した5位の岡山は前半43分、左サイドで中央へ相手をかわしたMF矢島慎也がPA左のFW赤嶺真吾にくさびのパスを送り、赤嶺が相手DFを引き付けて、中央のスペースにラストパス。ここにフリーで走り込んだMF関戸健二が右足で冷静にゴールネットに突き刺し、1-1で前半を折り返した。

 白熱の上位対決は後半も気の抜けない緊迫した状況が続く。C大阪がFWリカルド・サントス、岡山がFW豊川雄太らを投入するも、互いに最後のところで精度を欠き、勝ち越しのゴールネットを揺らすことができない。後半アディショナルタイム3分には、C大阪DF松田陸が右からマイナスに折り返し、フリーでFW杉本健勇が右足を振り抜くも相手DFのブロックに阻まれ、そのまま試合終了。1-1で勝ち点1を分け合う結果に終わった。

●[J2]第36節 スコア速報

TOP