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本田欠場のミランは2位タイ浮上、ゴール後には負傷長期離脱の主将ユニ掲げる

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長期離脱となった主将MFリッカルド・モントリーボのユニフォームを掲げるミランイレブン

[10.16 セリエA第8節 キエーボ1-3ミラン]

 セリエAは16日、第8節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でキエーボと対戦し、3-1で勝利した。ミランは連勝で勝ち点を16に伸ばし、ローマと並んで2位に浮上した。なお、本田は日本代表で負った左足の負傷のためにベンチ入りしなかった。

 ミランは前半終了間際の45分にMFユライ・クツカの豪快ミドルで先制に成功すると、後半開始直後の1分にもFWエムベイェ・ニアンがミドルシュートを蹴り込む。同31分にFKで1点を返されたが、後半アディショナルタイム4分にはFWカルロス・バッカが右足アウトサイドで浮かせようとしたボールがDFに当たってコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれるという“珍ゴール”で加点し、キエーボを振り切った。

 そしてこの試合は、10月6日のイタリア代表対スペイン代表の試合で左膝を負傷し、全治6か月と診断された主将MFリッカルド・モントリーボを欠いた初めての試合だった。後半1分のニアンのゴール直後には選手たちがベンチ前に集まり、モントリーボの背番号18のユニフォームを高々と掲げる場面も見られた。公式サイトによると、ニアンは「モントリーボに捧げる美しいゴールを決めることができた。今日は個の力を見せることができた」と振り返っている。


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