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バイエルンが鬱憤晴らす4発!!ホーム14連勝でCL記録を更新

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前半13分、CKから一瞬の隙を突いて先制点を奪ったFWトーマス・ミュラー

[10.19 欧州CLグループリーグ第3節 バイエルン4-1PSV]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、グループリーグ第3節を行い、バイエルン(ドイツ)はホームでPSV(オランダ)と対戦し、4-1で快勝した。CL記録を更新するホーム14連勝を達成。2勝1敗の勝ち点6に伸ばしている。

 立ち上がりから攻勢に出るバイエルンは前半13分、FWロベルト・レバンドフスキのミドルシュートで右CKを獲得。これをMFアリエン・ロッベンが素早くリスタートし、ニアでフリーのFWトーマス・ミュラーにグラウンダーのパスを通した。ミュラーのシュートは一度はGKに阻まれたが、こぼれ球をもう一度押し込み、先制点。相手の隙を逃さないミュラーらしい1点だった。

 前半21分にはカウンターからDFダビド・アラバの左クロスがDFに当たってファーサイドに浮き上がったボールをMFヨシュア・キミッヒが頭で押し込み、2-0。序盤の連続ゴールで一方的な試合展開になるかと思われたが、PSVは前半41分、MFガストン・ペレイロのスルーパスに抜け出したFWルシアーノ・ナルシンフが右足を振り抜くと、GKマヌエル・ノイアーの手をかすめたシュートは左ポストを叩いてゴールマウスに吸い込まれ、前半終了間際に1点を返した。

 ワンチャンスを生かして1点差に追い上げたPSVは後半立ち上がりの7分にも左クロスからペレイラが決定的なシュートを放つが、ノイアーのビッグセーブに阻まれる。あわや同点というピンチを招いたバイエルンだったが、守護神がゴールを死守すると、直後の後半14分、ノイアーのロングキックに抜け出したロッベンがドリブルでPA内に切れ込み、左足でシュート。GKが前に弾いたボールをレワンドフスキが頭で押し込み、3-1と突き放した。

 再びリードを2点に広げ、余裕を持って試合を進めるバイエルン。後半39分にはMFチアゴ・アルカンタラの浮き球のパスに走り込んだロッベンがヘディングでゴールに流し込み、4-1と勝利を決定づけた。9月28日に行われた前節のアトレティコ・マドリー戦に0-1で敗れ、開幕からの公式戦連勝が8で止まったバイエルンはその後のリーグ戦も2試合連続ドローと失速気味だったが、これで公式戦4試合ぶりの白星。ここ最近の鬱憤を晴らす4発快勝で嫌な流れを断ち切った。

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