元ドイツ代表GKで、現在は解説者として活躍するオリバー・カーン氏は国内ではバイエルンに敵はいないと考えている。

　バイエルンは今シーズン、ブンデスリーガではいまだ無敗をキープ。7試合を終えて、勝ち点17で首位を走っている。しかし、ここ2試合は引き分けで、内容も芳しくない。それでもカーン氏はブンデスリーガでバイエルンを上回るチームはないとドイツ『シュポルト1』のインタビューで話している。

「クオリティを見れば、バイエルンが非常に強いのは明らかだし、他のチームのはるか先を行っている。ブンデスリーガでバイエルンと優勝を争えるチームが出てきたら驚きだね」

「アンチェロッティとバイエルンには時間が必要だ。上手くチームが機能するためには、監督の考えを選手たちが理解しなければならないからね」

　また、ブンデスリーガではバイエルンの他にケルンとRBライプツィヒが無敗を続けている。カーン氏はバイエルン最大のライバルドルトムントとともに2チームについて言及した。

「若い選手が多いドルトムントが必要な安定感を示せるのかはいずれ分かるだろう。ライプツィヒとケルンは現時点で輝いているね」

　今シーズンもブンデスリーガは一強体制のまま推移していくのか、今後に注目が集まるところだ。

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