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シュツット浅野は3戦ぶり先発も初ゴールならず、細貝は負傷欠場

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左サイドで先発出場したFW浅野拓磨

[10.21 ブンデスリーガ2部第10節 シュツットガルト2-1ミュンヘン]

 ブンデスリーガ2部は21日、第10節を行い、FW浅野拓磨とMF細貝萌の所属するシュツットガルトはホームで1860ミュンヘンと対戦し、2-1で勝った。5試合連続でフル出場していた細貝は右足小指骨折のため欠場。浅野は左サイドで3試合ぶりに先発し、後半26分までプレーした。

 前節のD・ドレスデン戦で0-5の大敗を喫したシュツットガルトは先発5人を入れ替え、浅野とFWシモン・テロッデが3試合ぶりに先発復帰。負傷した細貝に代わってMFマティアス・ツィマーマンがボランチの位置に入った。

 立ち上がりから攻勢をかけるシュツットガルトは前半6分、GKのロングボールから浅野が起点となってパスをつなぐと、最後はMFカルロス・マネのスルーパスに抜け出したMFベルカイ・オズジャンが鋭い切り返しでDFをかわし、左足でGKの股間を抜いて先制点を奪った。

 果敢に追加点を狙うシュツットガルトは前半9分、MFケビン・グロスクロイツからパスを受けた浅野がPA内左から右足でシュートを打ったが、ゴール左へ。それでも同18分、オズジャンの右CKからMFクリスティアン・ゲントナーがヘディングシュート。GKが弾いたこぼれ球をテロッデが右足で押し込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドの1860ミュンヘンは攻撃のリズムをつかめずにいたが、前半35分、約30mの位置でFKを獲得すると、MFレベント・アイツィツェクが右足で直接、ゴール左隅に叩き込み、1点を返して前半を折り返した。

 シュツットガルトは後半14分、左CKをニアのゲントナーがそらし、浅野が左足ダイレクトボレーで狙ったが、ミートし切れず、枠を大きく外れた。ドイツ移籍後初ゴールは奪えず、後半26分にMFアレクサンドル・マキシムと交代した。その後も猛攻を仕掛けるシュツットガルトは何度も決定機を獲得したが、3点目はならず。それでも2-1で逃げ切り、2試合ぶりの白星を獲得している。

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