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またもラストプレーでDF石櫃がチーム救う…京都、脅威の粘りで勝ち点1獲得

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[10.23 J2第37節 水戸1-1京都 Ksスタ]

 J2は23日、第37節を開催し、ケーズデンキスタジアム水戸では13位の水戸ホーリーホックとプレーオフ圏内の6位につける京都サンガF.C.が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半31分にFW宮本拓弥がネットを揺らして水戸が先制するが、後半アディショナルタイムにMFアンドレイがPKを沈めて京都が同点に追い付き、1-1のドローに終わった。

 前半は両チームともに相手守備を崩し切れず、なかなか決定機を創出できない時間が続いた。前半13分には右サイドから切れ込んだDF石櫃洋祐が左足シュートを放ったものの、相手選手に当たってコースが変わったボールは枠を捉え切れず。同31分にはDF田向泰輝が送ったパスを受けたMF兵働昭弘がミドルレンジから狙うが、ボールはゴール右へと外れてしまった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、水戸が攻勢を掛けて京都ゴールに迫る場面を作り出すが、京都の粘り強い対応に遭ってゴールをこじ開けることができない。しかし後半31分、センターサークル内でボールを受けた宮本が前線まで運ぶと、鮮やかな左足ミドルをネットに突き刺して水戸が先制に成功した。

 その後は195センチのFWキロスを目掛けた京都のパワープレーに苦しめられた水戸だったが、GK笠原昂史を中心とした守備陣が体を張ってしのぐ。しかし後半アディショナルタイムにPA内に進入した石櫃がDF細川淳矢のファウルを誘って京都がPKを獲得すると、これをMFアンドレイがきっちり沈めて同点に。その直後に試合終了のホイッスルが吹かれて、試合は1-1のドローに終わった。

 前節岐阜戦も後半アディショナルタイムに石櫃がPKを獲得し、そのPKをアンドレイが決めて1-0の勝利を収めていた京都。2試合連続で驚異的な粘りを見せ、勝ち点1を積み上げることに成功している。


●[J2]第37節2日目 スコア速報

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