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C・ロナウドが決定機逸も…レアルが首位浮上!! モラタの“バースデー弾”でビルバオ退ける

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決勝点を奪ったレアル・マドリーFWアルバロ・モラタ(右)が歓喜の疾走

[10.23 リーガ・エスパニョーラ第9節 R・マドリー2-1ビルバオ]

 リーガ・エスパニョーラ第9節3日目が23日に行われ、レアル・マドリービルバオをホームに迎えた。1-1で前半を折り返した試合は、後半38分にFWアルバロ・モラタが決勝点を奪ったレアルが2-1の勝利を収め、勝ち点を21まで伸ばして首位に浮上した。

 前半開始早々の同6分にはビルバオがカウンターから好機を生み出すが、MFハビエル・エラソのヒールからFWイニャキ・ウィリアムスのシュートはGKケイラー・ナバスに弾き出されてしまった。すると危機をしのいだレアルが同7分に先制に成功する。自陣左サイドからDFマルセロが送ったサイドチェンジでPA内に進入したMFイスコが、DFエンリク・サボリトとの競り合いを制して中央にパスを送ると、待ち構えていたFWカリム・ベンゼマが右足シュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 だが後半27分にビルバオが同点に追い付く。右サイドを突破したDFイニゴ・レクエのグラウンダーのクロスをエラソが粘ってキープすると、ラストパスをFWサビン・メリーノが右足で蹴り込み、試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、後半7分にビルバオが決定機を創出するが、右サイドからMFミケル・リコがゴール前に送ったボールにフリーで走り込んだウィリアムスのシュートは枠上に外れてしまった。同15分にはイスコのクロスから叩き付けたベンゼマのヘディングシュートがGKゴルカ・イライソスの守備範囲に飛ぶなど、レアルもシュートまで持ち込む場面を作り出すが勝ち越しゴールを奪うには至らない。

 しかし後半38分、左サイドからMFガレス・ベイルが送ったボールをモラタが合わせたシュートはイライソスに阻まれたものの、こぼれ球をモラタ自身が押し込んでレアルが勝ち越しに成功。後半アディショナルタイムにはゴール前で完全にフリーになったFWクリスティアーノ・ロナウドのシュートがイライソスにストップされるなど追加点は生まれなかったが、この日24歳の誕生日を迎えたモラタのバースデーゴールが決勝点となり、レアルが2-1の勝利を収めた。


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