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PKを10本中5本失敗したミュラーは自信を喪失?「今後は同僚たちに任せる」

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 バイエルンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーは26日のアウクスブルク戦でまたしてもPKを外してしまった。以前はPKを冷静に決め続けてきたが、今後はもうキッカーを務めることはないと言い切っている。

 DFBポカール2回戦のアウクスブルク戦でバイエルンは2-0のリードで前半を折り返す。56分にはペナルティーエリア内で相手DFの腕にボールが当たり、PKを獲得。勝利を決定づける絶好の機会を迎えたが、ミュラーが蹴ったボールはバーの上を越えた。この結果、2016年に入ってからPKを10本中5本を外すという奇妙な記録を残してしまった。

 昨シーズンのチャンピオンズリーグにおけるディナモ・ザグレブ戦、アトレティコ・マドリー戦、DFBポカールでのボーフム戦、ドイツ代表として臨んだユーロ2016のイタリア戦…。地元紙『AZ』によると、相手GKはミュラーのPKを”解読”しつつあり、本人は本人でPKに失敗するたびに自信をなくしているという。

 ミュラーは「2016年はPKの年じゃないようだね。今回もレビ(ロベルト・レバンドフスキ)、アリエン(・ロッベン)、アルトゥーロ(・ビダル)がピッチに立っていなかったので、偶然僕に順番が回ったんだ」と明かし、次のように続けた。

「とても悔しいし、気になっている。プレー自体は良かったと思うんだけど、(PKの失敗は)この試合の印象を少し変えてしまったね。今夜は完全に満足できないまま寝ることになる」

「蹴った方向から言えば良い感触だったんだけどね。体内のアドレナリンが多すぎたのかもしれない。ただ分析しても仕方ないし、入らなかった以上、全くダメだったとしか言えない。これからはプレーに集中して、(PKは)同僚たちに任せるよ」

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