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清武、招集外で公式戦8戦出場なし…ナスリ負傷のセビージャはヒホンと痛み分け

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[10.29 リーガ・エスパニョーラ第10節 S・ヒホン1-1セビージャ]

 リーガ・エスパニョーラ第10節2日目が29日に行われ、MF清武弘嗣の所属するセビージャスポルティング・ヒホンのホームに乗り込み、1-1で引き分けた。リーガ4試合連続ベンチ外となった清武は、公式戦8試合連続出場なしと出場機会を得られない状況が続いている。

 試合開始早々にいきなり試合を動かしたのはアウェーのセビージャだった。前半4分、GKセルヒオ・リコのロングフィードをFWウィサム・ベン・イェデルがワンタッチで最終ラインの裏に流すと、反応したFWルシアーノ・ビエットがPA内まで持ち込んで冷静にチップキックでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 しかし前半20分、左サイドからDFロベルト・カネジャが送ったクロスをMFモイ・ゴメスが豪快なダイレクトボレーで突き刺し、ヒホンが試合を振り出しに戻す。直後の同21分には相手のパスミスを奪ったMFフランコ・バスケスが狙いすました左足シュートでゴールを脅かしたが、ボールはポストを叩いて勝ち越しゴールとはならなかった。

 前半終了間際にはセビージャをアクシデントが襲い、負傷したMFサミル・ナスリがピッチ上に倒れ込んでしまう。そのまま前半終了のホイッスルが吹かれると、後半からはナスリに代わってMFビセンテ・イボーラが投入された。

 後半はなかなかスコアが動かない時間帯が続くと、両チームともに選手交代を行って状況を打開しようと試みる。しかし、最後まで勝ち越しゴールは生まれず、試合は1-1のドローに終って勝ち点1を分け合った。


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