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シュツットガルト浅野、引退する先輩・森崎浩司に感謝「一緒にプレーできたことは幸せでした」

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先輩・森崎浩司に感謝の思いを綴った浅野拓磨

 シュツットガルトのFW浅野拓磨が30日に自身のブログ(http://lineblog.me/asano_takuma/)を更新し、サンフレッチェ広島での先輩であるMF森崎浩司(35)の引退について綴った。

 森崎浩は、地元・広島市出身で97年に広島ユースに加入。双子の兄・森崎和幸とともに00年にトップチーム昇格を果たした。広島一筋だった17年間のプロ生活で3度のリーグ制覇に貢献。J1通算258試合41得点、J2通算77試合24得点を記録したが、2度のJ2降格を経験し、オーバートレーニング症候群やケガに悩まされ、今月20日にクラブから今季限りでの現役引退が発表された。

 13年に広島に加入した浅野は、先輩の森崎浩から多くのことを学んだことを明かし、「自分は高校卒業とともにサンフレッチェ広島に入り難しいことばかりでした。アドバイスをもらってもプレーを見て学んでもなかなか上手くいくことは少なかったですが紫のユニフォームを着て一緒にプレーできたことは幸せでした。3年半という短い時間でしたが感謝しています」と、広島時代を振り返り、森崎浩に感謝した。

 また、森崎浩は29日の今季ホームラストゲームで今季初先発を果たすと、1-0で迎えた前半33分に追加点を決めた。「ホーム最終戦でゴールを決めるなんてさすがですね!」と称賛の言葉を贈り、「明日の試合に向かうバスの中で引退セレモニーの映像を見て1人で涙を流してしまいました。浩司さんの言葉を聞いて感動しました」と、試合後の引退セレモニーに涙したことを明かした。

 最後に浅野は、「僕もこれから苦しいことや、悔しいこと、上手くいくことばかりじゃないですがそんな時に支えてくれている皆さんに感謝の気持ちを忘れずもっともっと頑張らないといけないなと思いました。浩司さん、感動をありがとうございました!そしてお疲れ様です」と締めくくった。

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