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天才メッシが語る自身の“パーフェクトゲーム”

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2008-09シーズンのユナイテッドとの欧州CL決勝で優勝を決定づける追加点を奪ったFWリオネル・メッシ

 これまで数々の記録を打ち立ててきたバルセロナのFWリオネル・メッシにとって、最も完璧だった試合とは何か。イタリア『カルチョメルカート』で同選手が言及している。

 バルセロナ(スペイン)は1日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第4節でマンチェスター・シティ(イングランド)と対戦。この試合に際して行われたインタビューで、バルセロナでのベストゲームを問われたメッシは以下のように答えた。

「それは2009年のローマでのチャンピオンズリーグ決勝だ。相手に何もさせなかったし、パーフェクトな試合だったね」

 メッシがこう話すのは、2008-09シーズンにローマで行われたマンチェスター・ユナイテッドとの欧州CL決勝だ。バルセロナは大会2連覇を目指したユナイテッドに対して完全にゲームを支配し、FWサミュエル・エトー(現アンタルヤスポル)とメッシが決めて2-0で優勝を果たした。

 メッシをゼロトップに据えた圧倒的なポゼッションサッカーは当時世界を驚かせ、敵将のアレックス・ファーガソン氏も称賛せざるを得ないほどだった。就任初年度のジョゼップ・グアルディオラ監督の下でスペイン史上初となる3冠を達成したバルセロナは、ここからスタイルを確立させ、同監督の政権時に計14個のタイトルを獲得。メッシはこの黄金時代の幕開けとなったローマでの一戦をベストゲームに挙げた。

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